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9.11から10年目に思うこと

歳月が過ぎるのは本当にはやいもので、明日で9.11テロから10年になります。世界貿易センタービルに旅客機が激突するあの壮絶な光景は、今思い出してみても、全く信じられないものです。

あの年は、私にとっては、語学学校の翻訳者養成コースに通い始める前年に当たる年で、それに向けて新たに活動を始めたタイミングでした。そんな時に、あの空前絶後のテロが発生し、連日マスコミで大々的に報道されていたことを思い出します。

昨夜、俳優の渡辺謙さんがブッシュ政権下の米国政府で元運輸長官を務めたノーマン・ミネタ氏現ヒル&ノールトン社副会長)に会い、9.11テロを経験した日系人について話し合うというNHKのドキュメンタリー番組の再放送を見ましたが、その番組を見ている時に、9.11について改めて思い出したことがあるので、ブログに書いておきたいと思いました。

その思い出したことというのは、某SNSで知り合ったある女性から聞いた話です。

数年前のことになりますが、私はそのSNSを通じて、ニューヨークに15年住んでいたことがあるという既婚女性(以下ではAさん)を知りました。このAさんは、偶然私の住んでいる地域からそう遠くない地域に住んでいる人で、もし迷惑でなければ一度お会いさせていただきたいという連絡をすると、是非自宅に来て下さいということで申し出を快く許諾していただき、そのお宅に伺いさせていただいたことがあります。

Aさんは、昔から英語が大好きで、特に英語圏の文化に興味があり、将来は日本を出て絶対に海外に住み、海外で仕事をしたいという強い願望を持っていたそうです。実際に、その願望の通りに日本を離れてニューヨークに留学し、「地下鉄で通えるハーバード」の異名で知られるニューヨーク市立大学(日本人の霍見芳浩教授が有名)でマーケティングを勉強しました。ちなみに、Aさんは霍見教授の研究グループに所属していたそうです。大学卒業後もニューヨークで仕事をし、現地でメキシコ人の男性と結婚したことがあると言っていました。その人とは離婚し、今の旦那さんは日本人の方です。

ここまでが前置きです。

私はAさんから、9.11にまつわる以下のような体験談を聞きました。

Aさんは長い間ニューヨークで暮らしていましたが、ある時にその先の人生設計を考えて、日本に帰国しようと決めたそうです。日本に帰って住むための準備をするために、一時的に、10年以上帰っていなかった日本に短期間滞在し、不動産探しや生活の準備をしました。それが終わって、ニューヨークに戻り、現地の住居の引っ越し手続きや諸々の作業を終えたのが、9.11テロからほんの数日前だったそうです。

そして、日本に帰国し住み始めたばかりのある日、Aさんのもとに友達から電話がかかってきました。その電話で、友達が慌てた声ですごいことになってしまったねと言ったのですが、Aさんはテレビをあまり好きではなく、普段ほとんどテレビを見ない人なので、何のことなのかわからなかったそうです。

そこで、友達がテレビをつけてみるように言ったので、Aさんがテレビのスイッチを入れると、そこには驚愕の光景が映し出されていました。

Aさんはそのショッキングな映像を目にした時、ぞっとしたそうです。というのも、Aさんは帰国する直前のニューヨークで、普段のニューヨークとは何かが違う、何とも言いようのない異様な雰囲気を感じていたからです。

Aさんが日本に帰国しようとニューヨークを去る時に、町の雰囲気や空港の警備の様子に違和感があり、いつもとは明らかに何かが違うという不吉なものを感じていたそうです。

そういう経緯があったため、Aさんはテレビの画面に映し出された世界貿易センタービルの映像を見た時、あの違和感はこの前兆だったんだと感じたそうです。

(Aさんはいったん日本で暮らし始めましたが、再び日本を離れてハワイに2年間住み、そこで今の旦那さんと出会い、再び日本に住むようになったそうです。)

テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争
ジャンル : 政治・経済

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プロフィール

平井和也

Author:平井和也
KH翻訳事務所代表。主に人文科学・社会科学分野の日英・英日翻訳を中心にしており、行政翻訳専攻です。好奇心旺盛な本好きです。異文化間コミュニケーション・サポーター。日本翻訳者協会(JAT)会員。海外ニュースライター。

特に政治、経済、国際情勢、行政、ジャーナリズムといった時事的なテーマが得意です。

主な翻訳実績として、東大や一橋大学などの教授の書いた学術文書の英訳、2006年サッカーW杯ドイツ大会の翻訳プロジェクトや防衛省・法務省などの政府系文書、政府高官のパーティースピーチ文書、国際会議関連文書、シンクタンクの報告書・論考、英字新聞『ジャパン・タイムズ』寄稿記事の和訳などの翻訳経験があります。

趣味:読書、語学。

ブログを読んでいただいて、ご意見・ご感想などございましたら、お気軽に以下のアドレスまでメールをいただければと思います。

curiositykh@world.odn.ne.jp

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