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霍見芳浩教授の記事

私は、ニューヨーク市立大学の霍見芳浩教授こそ第一級の国際感覚を持った知識人として尊敬しています。日本人で初めてDBA(経営学博士号)を取得したという人で、日米の政治、経済、社会、文化を知りつくしたプロ中のプロです。

その情報分析と言説には卓越したものがあり、問題の本質を知りつくしたプロの分析には驚かされます。英語力もずば抜けたものがあり、ネット上にアップされているDysfunctional Corporations and Flawed Business Education in Americaという英語論文など読むと、こんなすごい英語が書ける日本人学者がはたしてどのくらいいるのだろうかと思わずにはいられません。

最近、ネット上に公開されている同教授の記事「CIA極秘ファイルの破壊力」を見つけました。それは麻生政権に対するアメリカの見方に関する記事ですが、これも日本のメディアなどではとても入手できないような衝撃的な内容です。

ちょっと長くなりますが、ポイントを引用すると、例えば次のような記述があります。

米国政府がとくに、一九五一年のサンフランシスコ講和条約直前にA級戦犯を解かれた岸信介の要求を入れて、岸の政界復帰のためにCIAの対外工作機密費から毎年、資金と政治的援助を開始して以来、自民党の代々の首相や派閥のボスたちは、「米国の日本探偵(エージェント)」として、CIAの機密費を受け取ってきた。このために国務省とCIAは協力して、自民党の首相や派閥ボスたちについて、詳細な「人物と信用調査ファイル」を作成している。

○一年一月、ブッシュは小泉より一足先に米大統領になり、四月の日本の自民党総裁選挙では裏から小泉支持に回った。「ブッシュのポチ」としてしつけやすいと見抜いたからだった。私の開くところでは(ブッシュにごく近い筋から)、小泉ファイルを土台にした心理分析で、ブッシュと似た性格で、おだてと脅しの使い分けで自由に操作できるとの人物八卦(はっけ)だった。万一の場合、脅しの種としていくつかのメニューがあったとされる。私がCIA筋から聞いた話では、小泉が慶應義塾大学四年生の春に起こしたデートについての不行跡、そしてロンドンヘ逃避(留学名目)した事情がある。

八○年代、レーガン共和党政権によるいわゆる日本叩きが激しく、日本の中曽根首相以下自民党とこれに連なる霞ヶ関官僚の対米外交オンチと無策に呆れて、私は訪日の折に宮沢首相(当時)に近かった麻生を訪ねたことがあった。日本の対米外交に活を入れたかったからだった。愛想よく私を迎えてくれたが、世界のこと、米国のこと、そして日米関係と日本の将来についてできるだけ具体的に説明した。だが説明すればするほどすべてが素通りした。「英国留学」ということだったので英文資料も持参していたが、見せようとすると、「私は、英国では遊んでばかりで、何も勉強しなかった」と正直な告白だった。ご謙遜かと疑ったが、そうではないのはすぐに明らかになった。麻生は苦笑いして、「先生、私はマンガしか見ませんから」と話してくれて、傍らに積んであったマンガ集と雑誌を指さしてくれた。目を転じると、年頃の子どもが家にいたらとても持って帰れないエロマンガだった。この頭では、後年、「南京大虐殺は中国の握造」だとか「帝国日本の軍隊には『従軍慰安婦』はいなかった」などと恥も外聞もない小泉・安倍首相に同調していたのもうなずけた。

もちろん、CIAは英国のMI6諜報機関と協力して麻生太郎の英国留学中の言動に加えて、太平洋戦争中の麻生炭坑での英、米、加、オーストラリア兵捕虜や中国人・朝鮮人連行の強制虐待労働の実態も調べ上げている。また、麻生自身がアフリカのザンビアのダイヤモンド採掘の監督人として麻生鉱山から一年半派遣されており、この間に不法ダイヤモンドをめぐるザンビア人虐待の血なまぐさい話もある。

麻生首相誕生にはとくに英国とオーストラリアの在郷軍人団体がすでに批判的な動きを示している。日本の前途は暗い。

ちなみに、私は某SNSを通してある女性と知り合いになり、以前一度この女性の自宅にお伺いして、いろいろと話をさせてもらったことがあります。

この女性は、私と同じように英語が好きで、海外の文化に興味があり、過去にニューヨークに15年、ハワイに2年住んでいた経験があり、メキシコ人の男性と結婚したこともある(現在は日本人の旦那さんがいる)という国際感覚に長けた人です。

この人は偶然、ニューヨーク市立大学でビジネス・マーケティングを学んでいた頃、霍見教授の研究グループに所属していたということを知って、あまりの偶然に驚いた記憶があります。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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プロフィール

平井和也

Author:平井和也
KH翻訳事務所代表。主に人文科学・社会科学分野の日英・英日翻訳を中心にしており、行政翻訳専攻です。好奇心旺盛な本好きです。異文化間コミュニケーション・サポーター。日本翻訳者協会(JAT)会員。海外ニュースライター。

特に政治、経済、国際情勢、行政、ジャーナリズムといった時事的なテーマが得意です。

主な翻訳実績として、東大や一橋大学などの教授の書いた学術文書の英訳、2006年サッカーW杯ドイツ大会の翻訳プロジェクトや防衛省・法務省などの政府系文書、政府高官のパーティースピーチ文書、国際会議関連文書、シンクタンクの報告書・論考、英字新聞『ジャパン・タイムズ』寄稿記事の和訳などの翻訳経験があります。

趣味:読書、語学。

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