スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

豪雪災害について山梨県都留市在住者として考えること

ツイッターなどを通じて皆さんもすでにご存じの通り、14日から降り続けた激しい雪による豪雪被害のため、山梨県は陸の孤島と化しています。

マスコミの報道ではソチ五輪の報道が中心ですが、ツイッターでは連日山梨県の豪雪被害についてのツイートがタイムラインを賑わせています。私も山梨県都留市の在住者として地元の状況についてツイートしていますが、今回の豪雪には山梨県で生まれ育った者として本当に驚いています。山梨県はかなり雪が降る土地柄ですが、今回ほどの大雪は子供の頃からの記憶をたどっても初めての経験です。

私が住んでいる都留市の積雪量は約1メートルといったところでしたが、県庁所在地の甲府では114センチ、河口湖では143センチという報道があります。いずれの数字も観測史上最大のものとされています。また、ツイッターのツイートで山中湖在住の方が山中湖も140センチに達していると言っているのを見ました。

河口湖と山中湖は山梨県の中でも特に寒いところなので、積雪量が他の地域よりも多くなるのは理解できますが、今回の積り方はあまりにもけた外れで、山梨県在住者から見ても驚き以外の何物でもありません。

私は14日の金曜日に大量の雪が降っている時点で、予想以上の勢いと量だったので驚きました。そして、翌日の15日の土曜日の朝が来て、雪かきを始めた時には、もうあまりの積雪の多さに言葉がありませんでした。

土曜日の朝から近所の人たちが全員集まって、各自の家の前や道路に積った雪を総力をあげて協力し合ってかきました。最初、家の庭はもちろんのこと、道路一面を雪が覆っていて、これをどうすれば処理することができるんだろうかと途方に暮れる思いでした。私の家の庭のすぐ横には川が流れているので、かいた雪を川に流して処理するというやり方で雪かきをしますが、地道に作業を進めていくにつれて、庭の雪がなくなってきて、ようやく道路の雪かきまでたどりつきました。たぶんそこまで1時間から1時間30分くらいだったと思います。

その時の雪の様子が、次のようなものです。

1.jpg

2.jpg

3.jpg

問題は道路を埋め尽くしている雪の壁でした。まずは、人の通り道をつくるところから始め、徐々に道を広げていきました。実は、私の家の近所の人たちはここ数年の間に雪かきの必勝法を編み出したのです。そのため、道路の雪を処理するにあたって、その必勝法を使うための戦略を用意していたのです。

どういう方法かと言いますと、家のすぐ前に小さな水路があるので、その水を利用するというやり方です。ある程度まで雪をかいて道路にそれなりにスペースができた段階で、水路を堰き止めて道路に水をまきます。そして、その水の力を利用して、すぐそばの川に続いている側溝に雪を投げ入れるというやり方なのです。

この方法を使うと、少しでも体力を温存することができ、作業もスムーズに進んで効果的です。まあ、家のすぐ前に水路と側溝があるからできることなんですけどね。

この作業を15日、16日と二日間連続で行いました。15日に大量の雪を処理していたので、16日の今日はかなり短時間で雪かきを終えることができました。

今回雪かきをしていてとても気になったことがあります。それは、市が発表する防災無線の内容でした。防災無線は市内の状況を知るための手掛かりになり、情報源として助かりますが、もう少し市民の立場も考えてくれればいいのにと思った点もありました。

それは、雪かきに関する注意喚起についてです。市役所は、特に道路沿いに住んでいる人たちに対して、道路や川に雪を捨てないようにと言っていました。その理由は、河川の氾濫を防ぎ、交通安全を確保するためです。それはよくわかりますが、今回ほどの大雪になると、雪かきをする市民の立場からすると、雪の置き場がなくなってしまうのです。市役所側の考え方はわかりますが、ちょっと無理難題を押し付けているという印象もありました。

私の住んでいる地域は道路沿いではないので、まだ少しは雪かきをしやすいかもしれませんが、道路沿いに住んでいる人たちにとっては、道路や川に雪を捨てないようにと言われても、そう簡単に納得はできないのではないかという感じがします。今回のような豪雪になってしまうと、本当に地域の人たちの協力だけではどうしようもない状況にあります。

市がそういうのであれば、行政主導の除雪活動をもっと充実させるといった対策が求められると思います。実際、国道の除雪についての情報が市から流されたのは今日になってからであり、それまでは私の地域の最も近くを走っている国道は雪で覆われていたのです。

その状況について、次のようなツイートがあります。






上に紹介した道路の画像は私の家の近くにある国道ですが、私は今回の大雪が降って以来、まだ一度も国道まで出ていません。二日間ずっと家の周りで雪かきをしており、国道の状況がまったくわからなかったので、上のツイートはとても参考になる情報源でした。

私の印象だと、今の山梨県にとって最も切迫した課題は除雪に尽きると思います。とにかく、どこもかしこも雪で埋め尽くされており、この雪を取り除かない限り、物流も止まったままですし、人も移動することができません。実際、次のようなツイートを目にしましたが、そこに書かれている問題は除雪が思うように進んでいないことに行きつくと思います。


どこの自治体も十分な数の除雪車を確保するのは難しいでしょうし、現在救援活動を行っている自衛隊でも用意できる除雪車の数には限りがあることでしょう。山梨県以外にも、長野県や埼玉県でも孤立状態が発生している中ですからね。そういう中でも、少しでも速く除雪活動が進行し、一日も早く通常の市民生活に戻れることを願っています。

ただ、今の私には一つ気がかりなことがあります。それは、来週の水曜日以降にまたも雪が降るという予報が出されていることです。この予報が当たるのかどうか、また当たった場合、どのくらいの積雪量になるものなのか、大いに気になります。ここでまたある程度の量の雪が降り積もったら、また雪かきが待っていると思うと、今回の雪かきの成果が水の泡と化してしまいます。ただでさえ二週連続の積雪と雪かきだったのですから…

ah_tenki1.jpg

最後に、以下に山梨県の積雪関連情報をまとめてみました。

山梨県道路規制情報

避難所情報

除雪・救助作業情報

●内閣府防災情報ページ掲載「大雪等の対応に係る関係省庁災害対策会議」(2月16日13時より開催)の議事記録

●内閣府防災情報ページ掲載「2月14日から16日の大雪等の被害状況等について」

●やまなし防災ポータル:大雪による県内の被害状況(2月15日11時15分現在)

●一般の個人の方による山梨県豪雪の被害状況まとめ(2月16 日4時00分現在)

テーマ : 山梨
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

平井和也

Author:平井和也
KH翻訳事務所代表。主に人文科学・社会科学分野の日英・英日翻訳を中心にしており、行政翻訳専攻です。好奇心旺盛な本好きです。異文化間コミュニケーション・サポーター。日本翻訳者協会(JAT)会員。海外ニュースライター。

特に政治、経済、国際情勢、行政、ジャーナリズムといった時事的なテーマが得意です。

主な翻訳実績として、東大や一橋大学などの教授の書いた学術文書の英訳、2006年サッカーW杯ドイツ大会の翻訳プロジェクトや防衛省・法務省などの政府系文書、政府高官のパーティースピーチ文書、国際会議関連文書、シンクタンクの報告書・論考、英字新聞『ジャパン・タイムズ』寄稿記事の和訳などの翻訳経験があります。

趣味:読書、語学。

ブログを読んでいただいて、ご意見・ご感想などございましたら、お気軽に以下のアドレスまでメールをいただければと思います。

curiositykh@world.odn.ne.jp

最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アンティークな懐中時計
今日の時事英語
ブクログ
ブクログ
検索フォーム
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
キーワード出現頻度解析ツール
検索の仕組み | 上位表示の方法 | 無料SEOツール | 最新SEO情報
人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ ドキュメントルートとは blogram投票ボタン