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猛禽類のたくましさに学ぶ

私は最近、ツイッターで紹介されていた英国BBC制作のハヤブサとオオタカの映像を偶然見ました。

その映像は私にとって衝撃的なものでした。

ハヤブサとオオタカの身体に小さなカメラを取り付けて、その驚くべき身体能力を検証する映像ですが、その速さ、巧みな身のこなしに魅了されてしまいました。

さらに、YouTubeにアップされている『ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル』制作のシロハラウミワシがウミヘビを捕らえる瞬間を記録した映像など、全く見事としか言いようのない狩りの技術に言葉が出ませんでした。

ハヤブサやタカ、ワシといった肉食の鳥類は猛禽類と呼ばれています。

彼らは、その優れた視力や高速の飛行能力、大きな翼、鋭い爪や嘴などあらゆる身体機能を駆使して、空を飛んでいる他の鳥や、地上にいるウサギやヤギ、ヘビ、オオカミといった獲物を空中から襲って、見事に仕留める捕食動物です。あのオオカミさえ襲うとは!

その姿はまるで、空を支配する野獣です。鋭く大きな爪でなんとヤギまでも持ち上げて空中に連れ去ってしまう勇猛な姿には、恐怖感さえ覚えます。

私は最近前述の映像を見るまで、猛禽類の生態についてそれほど深く考えたり、強い関心を持ったりしたことはありませんでした。

が、実際にその映像を見ると、あまりの迫力と運動能力の高さ、たくましい野性の躍動感にすっかり魅了されてしまいました。

上記のBBCの映像でも説明されていますが、Stan TekielaBirds of Prey of the Midwestを改めて紐解いてみると、例えば、ハヤブサ(peregrine falcon)の狩りの仕方に関する次のような説明が載っています。

Females are noticeably larger than the males. When they hunt together, the female will take the lead and capture larger prey. Hunts by diving (stooping) on pigeons at speeds up to 175 mph (282 km/h) or more, knocking the prey from sky to ground.

メスはオスよりも明らかに大きい。オスとメスが一緒に狩りをする場合、メスが主導権を取り、より大きな獲物を捕まえる。最高時速175マイル(時速282キロ)か、それ以上の速さでハトに襲いかかり、獲物を空から地面に叩きつけて捕らえる。


インターネット上の様々なサイトの情報や書籍の情報には、具体的な数字には微妙な違いはありますが、時速250キロを超える速度で空を飛ぶことができる運動能力を持った動物が野性に存在するという事実には、ただただ驚かされるばかりです。

人間が空を飛ぶために飛行機を造るのに、どれだけの費用や時間、人力を必要とするかを考えた時、自然界に生きる野性動物が持つ桁外れのスケール感がわかるというものです。

私は、このような猛禽類の武骨でたくましい面と同時に、繊細で巧みな技術力も備えた生き様に、フリーランスが学ぶべきヒントや重要なポイントが多く隠されていると感じます。

フリーランスの人間は、自営業は自衛業だとよく言われるように、基本的に仕事の全てを自分の責任で管理する立場にあります。

仕事を獲得するのも自分であれば、その仕事に対する報酬の支払いや税金の申告、仕事を獲得するためのマーケティング活動も含めて、全て最終的に自分で管理することが求められます。

仕事を獲得することができなければ、生活を成り立たせることは不可能です。

仕事を獲得するためには、様々な情報収集をしたり、自らの存在をアピールするための情報発信やクライアントとの関係構築、専門スキルの鍛錬をしたりするなど、あらゆるビジネススキルやリタラシーが必要になります。

上記のウミヘビを捕まえるシロハラウミワシの映像など、フリーランスにとって理想とも言えるお手本ではないかと思います。

上空から海の様子を偵察し、獲物の動きを察知し、絶妙のタイミングで海面まで下降してウミヘビが酸素を吸いに来たほんの一瞬を狙って、見事に獲物を仕留めます。

これは、フリーランスが情報を収集し、それを分析して、仮説を立て、具体的な行動を起こして、的確な成果をあげるプロセスに喩えることができるという感じがします。

自分で仕事を獲得するたくましさ、的確な行動で的確に成果をあげる緻密さ、繊細さ、それを支える技術力など、猛禽類の生き様はフリーランスに多くのことを教えてくれます。

評論家の佐高信氏『週刊金曜日』代表取締役社長)は、その言論活動を通じて、会社に頼らず、独り往く気概を持ち、人生を「しなやかに、そして、したたかに」生きていってほしいというメッセージを発信しています。

私は猛禽類の生き様から、佐高さんのこのメッセージを改めて噛みしめたいという思いに至りました。
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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

プロフィール

平井和也

Author:平井和也
KH翻訳事務所代表。主に人文科学・社会科学分野の日英・英日翻訳を中心にしており、行政翻訳専攻です。好奇心旺盛な本好きです。異文化間コミュニケーション・サポーター。日本翻訳者協会(JAT)会員。海外ニュースライター。

特に政治、経済、国際情勢、行政、ジャーナリズムといった時事的なテーマが得意です。

主な翻訳実績として、東大や一橋大学などの教授の書いた学術文書の英訳、2006年サッカーW杯ドイツ大会の翻訳プロジェクトや防衛省・法務省などの政府系文書、政府高官のパーティースピーチ文書、国際会議関連文書、シンクタンクの報告書・論考、英字新聞『ジャパン・タイムズ』寄稿記事の和訳などの翻訳経験があります。

趣味:読書、語学。

ブログを読んでいただいて、ご意見・ご感想などございましたら、お気軽に以下のアドレスまでメールをいただければと思います。

curiositykh@world.odn.ne.jp

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