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英語の論理と論理の飛躍

4月22日に、千葉県の森田健作知事が臨時議会で所信表明演説を行い、熱弁を振るいました。私はこのニュースをテレビで見たとき、あるフレーズが印象に残りました。それは、「千葉が変われば地方が変わる。地方が変われば、日本が変わる」という部分でした。

これは、地方の活性化に対する知事の考えを表現したスローガンとも言うべきフレーズですが、これを英語に訳そうとすると、一転して意味不明なフレーズとなってしまうのです。

つまり、論理の飛躍が起こっているのです。

英語は、話の各部分ごとの論理的なつながりを重視する言語であり、上記のフレーズを英語に訳そうとすると、論理的なつながりが乏しいことに気づきます。千葉が変われば本当に地方全体が変わるのかといったら、それは勝手な思い込みであり、論理的にはつながっていません。ましてや、地方が変われば、本当に日本全体の変化にむすびつくのかといったら、それもまた論理の飛躍です。

英語や異文化理解を専門としていると、こんな何気ないことにも敏感に矛盾を感じとってしまうのが翻訳者の性です。
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テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

平井和也

Author:平井和也
KH翻訳事務所代表。主に人文科学・社会科学分野の日英・英日翻訳を中心にしており、行政翻訳専攻です。好奇心旺盛な本好きです。異文化間コミュニケーション・サポーター。日本翻訳者協会(JAT)会員。海外ニュースライター。

特に政治、経済、国際情勢、行政、ジャーナリズムといった時事的なテーマが得意です。

主な翻訳実績として、東大や一橋大学などの教授の書いた学術文書の英訳、2006年サッカーW杯ドイツ大会の翻訳プロジェクトや防衛省・法務省などの政府系文書、政府高官のパーティースピーチ文書、国際会議関連文書、シンクタンクの報告書・論考、英字新聞『ジャパン・タイムズ』寄稿記事の和訳などの翻訳経験があります。

趣味:読書、語学。

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curiositykh@world.odn.ne.jp

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